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佐々木春乃選手 FRISCH AUF!Göppingen移籍決定 - ドルトムントからドイツ女子1部へ

日本代表の佐々木春乃選手(30歳)がボルシア・ドルトムントからFRISCH AUF!Göppingen(ドイツ女子1部)への移籍が決定。2025-26シーズンから2年契約でセンターとしてチームの国際経験とゲームコントロールを担う。

by Handball.wiki公式

📝 移籍ニュースまとめ

項目内容
移籍元ボルシア・ドルトムント(BVB)
移籍先FRISCH AUF!Göppingen(ドイツ女子1部)
選手佐々木春乃(Haruno Sasaki)30歳/日本代表/身長1.72m/利き腕: 右/ポジション: センター(Rückraum Mitte)
契約2025-26シーズン開幕前に2年契約(~2027年6月30日)
主な理由①長期離脱中のレオ・パトラの穴埋め ②レア・ノイブランダーへの負担軽減 ③チームに国際経験とゲームコントロールを付加

1. クラブ側が期待する役割

  • ゲームメーカーとしての冷静さと経験値
    「国際経験豊富な彼女が接戦で落ち着きをもたらす」とスポーツディレクターのビルテ・シャイヒ。
  • リーダーシップの強化
    ルイザ・シュルツェと共にチームを牽引し、2年目の1部残留だけでなく8位以上を狙う。
  • 最少補強で完成度を高める方針
    今季の新加入は佐々木+若手2人のみ(ニコラ・メルツ/アイリン・ボルンハルト)。「新戦力が少ないほど準備期間を戦術面に割ける」とニコ・キーナー監督。

2. 佐々木春乃選手のコメント・抱負

  • ドイツ移籍4年目の挑戦について
    「ゴェッピンゲンの雰囲気は素晴らしい。チームの爆発力をさらに高め、順位をもう一段上げたい」
  • ロサンゼルス五輪(2028)出場を長期目標に掲げており、ブンデスリーガでのプレーをキャリアの軸に据える。

3. チーム編成への影響

退団/引退加入既存主力
サラ・イルムラー(引退)
カルメン・モーザー(引退)
ブリット・ファン・デル・バーン(レヴァークーゼンへ)
佐々木春乃(BVB→)
ニコラ・メルツ(昇格)
アイリン・ボルンハルト(SG Schozach-Bottwartal→)
ルイザ・シュルツェ(主将)
ステフィ・エリーズ (LB)
レア・ノイブランダー (RM) ほか

4. 背景/経歴

  • 北国銀行(当時)→ 2021年にドルトムント移籍。
  • 日本代表62試合/アジア選手権2024優勝メンバー。
  • ドイツ1部の日本人は3人目(相澤=Thüringer HC、中山=Zwickau)。

5. 追加で確認できたドイツ語報道

メディア見出し/要点公開日
swp.de(Südwest Presse)「Japanische Nationalspielerin kommt zu Frisch Auf Göppingen」—佐々木の獲得で来季の布陣確定と報道2025-05-26
handball-world.news「Frisch Auf Göppingen schließt Personalplanungen ab」—契約期間・キーナー監督/シャイヒSDのコメント掲載2025-05-28
frischauf-frauen.de(公式ブログ)「Japanische Nationalspielerin vom BVB kommt」—ビザ手続き完了、背番号などクラブ公式詳細2025-05-28

まとめ

ゴェッピンゲンは最小限の補強でチーム熟成を図り、ゲームメークと経験を兼ね備えた佐々木春乃選手にリーダーシップを託しました。本人は“エネルギッシュに戦い、チームをさらに上へ”と意欲満々。国際経験を持つセントラルプレーヤー加入により、2年目の1部で“8位→それ以上”を現実的な目標としてシーズンインします。